社会とつながる

「すべての生命が安心して生活できる社会(世界平和)の実現」を目指して

認定NPO法人テラ・ルネッサンスは、「すべての生命が安心して生活できる社会(世界平和)の実現」を目指して、地雷や小型武器、子ども兵といった紛争に関連する課題に取り組むNPOです。

なぜ、このような社会課題に取り組むようになったのか。その原点を探ると、高校3年生の夏休みまでさかのぼることができます。立正佼成会田川教会で、青年部活動に取り組んでいた私は、荒木章江元教会長さんや、青年部の皆さんのご支援を頂いて、本部主催の「一食(いちじき*)スタディツアー」に参加することができました。

訪問国は、インド洋に浮かぶスリランカ。スリランカには、立正佼成会もサポートをしていたサルボダヤ・シュラマダーナ運動というNGOがあります。仏教精神に基づいた開発運動で、課題を抱えた地域や人々の自己決定権を大切にしながら、地域をよりよくするため、様々な支援をしていました。

ツアー中は、サルボダヤ運動が支援する村をめぐり、炎天下の中、村人と共に、幼稚園建設作業に従事。その暑さにへとへとになりながら、自分たちの村を、自分たちで変えていこうとする村人の「誇り」に満ち溢れた表情に、高校生ながら感動したことを今でも覚えています。

そのツアー中、サルボダヤ運動創始者のアリヤラトネ博士との交流の機会に恵まれました。勇気を出して、アリヤラトネ博士に質問をします。博士は、微笑みを浮かべながら、優しく、真剣なやり取りを続けてくださったのです。そのやり取りの中で、博士は、こんなことをおっしゃいました。

「世界を変えるには、特別な「何か」は要らないんだよ。
ただ、次のことを覚えておきなさい。
それは、『すべての人に、未来をつくる能力(ちから)がある』ことなんだ。
その能力が自分にも、他人にもあるんだと信じたら、
あなたが、お金持ちでなくても、何かがなかったとしても、
どんな変化でも起こせるんだよ。」

そのメッセージは、テラ・ルネッサンスを設立し、地雷除去支援や、元子ども兵の社会復帰支援に取り組む中で、さまざまな困難に出会ったときに、私にさらなる一歩を踏み出す勇気を与え続けてくれています。

私でも、世界を変えることができる。
あなたでも、世界を変えることができる。のだと。


*世界の各地で貧困や紛争にあえぐ人々の空腹のつらさを自分の痛みとするために、自らも食事を抜き、その食事の代金を募金するわかちあい運動。食料や毛布の援助、教育や植林などのプロジェクトを通し、世界中の仲間の支えとなる。
http://www.ichijiki.org/

【特定非営利活動法人テラ・ルネッサンス】 理事長:小川真吾
『すべての生命が安心して生活できる社会の実現』を目的に、2001年に鬼丸昌也によって設立。現在では、カンボジア・ラオスでの地雷や不発弾処理支援、地雷埋設地域の生活再建支援、ウガンダ・コンゴ・ブルンジでの元子ども兵の社会復帰支援を実施。また、日本国内では、平和教育(学校や企業向けの研修)や、岩手県大槌町を中心に、被災者支援活動を展開しています。独立行政法人国際交流基金「地球市民賞」、一般社団法人倫理研究所「地球倫理推進賞」受賞。

公式ウェブサイト〈http://www.terra-r.jp
Facebook 〈https://www.facebook.com/terra.ngo

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鬼丸昌也

鬼丸昌也

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特定非営利活動法人テラ・ルネッサンス理事・創設者。1979年、福岡県生まれ。立命館大学法学部卒。高校在学中にアリヤラトネ博士(サルボダヤ運動創始者/スリランカ)と出逢い、『すべての人に未来をつくりだす能力がある』と教えられる。2001年、初めてカンボジアを訪れ、地雷被害の現状を知り、「すべての活動はまず『伝える』ことから」と講演活動を始める。同年10月、大学在学中に「全ての生命が安心して生活できる社会の実現」をめざす「テラ・ルネッサンス」設立。2002年、(社)日本青年会議所人間力大賞受賞。地雷、子ども兵や平和問題を伝える講演活動は、学校、企業、行政などで年100回以上。遠い国の話を身近に感じさせ、一人ひとりに未来をつくる能力があると訴えかける講演に共感が広がっている。

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