特集

宗教観を素粒子レベルで紐解いてみる:この世界の仕組みを理解すれば人生がより楽しくなる⑥

●なぜ私の願いは叶わないのか?

顕在意識と潜在意識という言葉を聞いたことがあるでしょうか?

顕在意識とは、五感(視覚、聴覚、味覚、嗅覚、触覚)、思考、理性などであり、自分でコントロールできる自分の意識です。この顕在意識の奥には潜在意識が存在しており、これは自分でコントロールできません。

顕在意識と潜在意識の関係は、よく氷山の例えで説明されます。海に浮かぶ氷山(顕在意識)は、水面に出ているのはほんの一部分に過ぎず、大部分は水面下(潜在意識)に存在しています。私たちの意識も同じように、表に現れない潜在意識が大部分を占めているのです。

前回のコラムで書いたように、「超ひもの波動エネルギー」が共鳴して縁起の法則が成り立っているとすると、個人の潜在意識はすべての潜在意識とつながっていると考えられます。これを「潜在意識の集合体」「集合的無意識」などということができ、すなわち、宇宙の全体像とも言えます。

潜在意識の集合体は、縁起観で成り立っているので、個人の顕在意識の情報を現実化しようとします。これが、「祈る」「願う」とその通りになるメカニズムだと思います。

もちろん、内容によって願いが叶う時間はまちまちですし、真剣に「願い」、「行動」し、「努力」することが重要であることは言うまでもありません。

しかし、「では、なぜ私の願いは叶わないのか?」と疑問が湧くでしょう。

その原因として、願いが叶わない人のほとんどは、ほぼ間違いなくマイナスの心を持っていると言う点です。例えば、「不平不満」「愚痴」「泣き言」「悪口」「文句」「不安」「批判」「比較」「憎しみ」「争い」「口論」「他人の不幸」「怒り」などを口に出して言っていないでしょうか?

特に、「怒り」は相当なマイナスエネルギーを持っています。1日30分プラスの願いをしても、その他の時間をマイナスの心が支配していれば、潜在意識の集合体はマイナスの情報を現実化しようとします。

言葉は「言霊」とも言って、潜在意識の集合体に送るメッセージとしては影響力が非常に大きいと考えられます。つまり、言葉に出したことは実現します。例えばレストランで、心で「カレーが食べたい」と念じていても、「親子丼ください」と言えば、間違いなく「親子丼」がやってくるでしょう。

私の娘は、昔よく「パパ意地悪!」と言っていましたが、「それでは本当にパパが意地悪になってしまうよ。もし、意地悪になってもらいたくないなら、10秒以内に『今のなし、間違い、間違い』と言うことにしよう」が我が家のルールになっています。

(立正佼成会仙台教会ホームページ http://co-creation-net.org/myself/2399/ より引用)

平塚真弘

平塚真弘

投稿者の記事一覧

宮城県女川町出身。東北大学大学院薬学研究科博士課程修了、薬学博士。
1996年東北大学大学院医学系研究科助手。1998年東北大学病院薬剤部薬剤師、2002年東北薬科大学(現在の東北医科薬科大学)講師、2006年スウェーデン・カロリンスカ研究所客員研究員、2008年から現職。
専門分野は、ゲノム薬理学、薬物動態学、薬物治療学、臨床薬学。
これまでに、日本薬学会奨励賞(2002年)、日本薬物動態学会奨励賞(2010年)、日本医療薬学会学術貢献賞(2012年)、日本薬学会学術振興賞(2016年)などを受賞。

関連記事

  1. 宗教観を素粒子レベルで紐解いてみる:この世界の仕組みを理解すれば…
  2. 第4回 バナナで火を消すお坊さま
  3. 第8回 上田紀行先生 、カンポンさんとの出会い、そして翻訳本の出…
  4. 第3回 タイの日本人僧、プラユキ・ナラテボー師との出会い
  5. 宗教観を素粒子レベルで紐解いてみる:この世界の仕組みを理解すれば…
  6. 宗教観を素粒子レベルで紐解いてみる:この世界の仕組みを理解すれば…
  7. 第6回 気づきの瞑想との出会い〜「いま、ここ」の手〜
  8. 宗教観を素粒子レベルで紐解いてみる:この世界の仕組みを理解すれば…

新着記事

真の大物・樹木希林さんに出逢った <前篇>

キレイに撮らないで3年ほど前、私はライター業からの卒業を考えていた。ただ、ライターをしている…

縁ともリレーブログ 第7回

かしわぎなおこです。「3代目B-soul主婦」さんからバトンを受け取りました。現在、フリーで…

病と付き合うとき#6

二回目の脳内の異変で、病院に行った。今回は大変なことに成っていた。CTスキャン、MRI検査の結果…

【ヤッシーのきまま見聞録③】

私の名前はヤッシー。会社人生は終わった人ですが、第二の人生はこれから。会社の重しが取れた身軽さで見た…

第9回 思いがけないオファーに驚き! 再びタイの地へ

東京に住んでいた10年の間に、大学院での学びがあったり、カンポンさんの翻訳本を世に出すことができたり…

第8回 別れ

皆さま更新が滞っていて、すみませんでした。7月31日に夫が急逝しました。わずか2日の…

PAGE TOP