特集

宗教観を素粒子レベルで紐解いてみる:この世界の仕組みを理解すれば人生がより楽しくなる⑨

●来世はあるのか?死んだら何処に行くのか?

私たちは3次元(縦、横、高さ)の世界に住んでいますが、超ひも理論という最新科学の仮説では理論上9次元まで存在すると考えられています。私たちの体を作っている原子は素粒子からできており、その素粒子は「超ひも」というすごいスピードで振動している極微小のものからできていると考えられています。

超ひもは3次元の世界ではひもの端が切れており、ブレインという膜のようなものにくっついているので、3次元の世界から出ることができません。しかし、超ひもの端がくっついて輪っかになると3次元より上の次元(4次元や5次元)にいけるようになるそうです。

したがって、私たちの体は基本的に超ひもの端が切れたもので作られていて、死ぬとその人の魂(これも超ひもでできていると考えると)は、輪っか状になって4次元や5次元に移動するのかもしれません。

3次元の世界からは、4次元や5次元の世界は「小さく折りたたまれているので見ることができない」とされていますが、逆は見えるようです。もしかすると、私たちのご先祖さまはそのような高次元から私たちをひっそり見守ってくれているのかもしれませんね。

私たちの記憶は脳に記録されているので、死んで肉体がなくなれば、現世の記憶もなくなるはずです。しかし、この世のすべての超ひもの振動が共鳴して相互作用しているとすると、「潜在意識の集合体」にも私たちの記憶は残っていると想像できます。これは、自分のパソコンに記録しているデータをインターネットのクラウド上でも2重に記録しているのと同様です。

もしかすると、私たちが日常的に感じている、「この人に初めて会った気がしない」「この場所に初めて来た気がしない」「以前体験したような気がする(デジャブ)」「寝ている時の夢」「何となく感じる不安」「直感」などは、前世で自分が「潜在意識の集合体」に残した記憶を現世で再生しているのかもしませんね。

そのように考えると、私たちに来世はありそうです。しかも、現世で得た知識、技能、経験、徳分なども「潜在意識の集合体」が記録していてくれるとなると、今、私たちが行っているすべてのことは来世で役に立ちそうです。

年をとってくると、「今さらこれをはじめても・・・」と自分でできない理由を考えがちですが、来世の役に立ちそうだと思うと、やり始める勇気が湧いてきますね。

(立正佼成会仙台教会ホームページ http://co-creation-net.org/myself/2707/ より引用)

 

平塚真弘

平塚真弘

投稿者の記事一覧

宮城県女川町出身。東北大学大学院薬学研究科博士課程修了、薬学博士。
1996年東北大学大学院医学系研究科助手。1998年東北大学病院薬剤部薬剤師、2002年東北薬科大学(現在の東北医科薬科大学)講師、2006年スウェーデン・カロリンスカ研究所客員研究員、2008年から現職。
専門分野は、ゲノム薬理学、薬物動態学、薬物治療学、臨床薬学。
これまでに、日本薬学会奨励賞(2002年)、日本薬物動態学会奨励賞(2010年)、日本医療薬学会学術貢献賞(2012年)、日本薬学会学術振興賞(2016年)などを受賞。

関連記事

  1. 真の大物・樹木希林さんに出逢った <前篇>
  2. 第4回 バナナで火を消すお坊さま
  3. 「親子に寄り添いたい」 ブレない信念がつくる子育ての未来
  4. 井の中の蛙、秀樹という船で“芸能海”に飛び込んだ〈座礁編〉
  5. 宗教観を素粒子レベルで紐解いてみる:この世界の仕組みを理解すれば…
  6. 宗教観を素粒子レベルで紐解いてみる:この世界の仕組みを理解すれば…
  7. 井の中の蛙、秀樹という船で“芸能海”に飛び込んだ〈大しけ編〉
  8. 第5回 開発僧(かいはつそう)の存在を知る

新着記事

ヤッシーのきまま見聞録⑪

私の名前はヤッシー。会社人生は終わった人ですが、第二の人生はこれから。会社の重しが取れた身軽さで見た…

お客の多い家族の記憶⑤ 「腹が据わるって、こういうコト」

在家仏教を信仰する両親と三人兄妹(私は末っ子二女)。そしてなぜか次々とわが家を訪れる人々との、な…

家族の諸行(因縁によって生じたこの世の一切のこと)「母の場合」#7

新しく登場した妹は小学一年生。私は大学一年だった。兄と兄弟二人の所に、小さい女の子が突然入り込んだ。…

「親子に寄り添いたい」 ブレない信念がつくる子育ての未来

いつもの縁がわを飛び出して、ホッと家ファミリーが「会いたい!」人物を訪ねる『CLOSE UP 縁とも…

家族の諸行(因縁によって生じたこの世の一切の事) 「母の場合」#6

母の体調は、日増しに悪くなっていった。駅の近くの商店街で、夕食の買い物をしても、大変疲れた様子で、家…

第11回(終)タイ人との結婚、夫婦でフリーランスという新たな出発

マヒドン大学宗教学部に講師として勤め始めた2010年。私はタイの学生たちにタイ語で日本の宗教事情を教…

PAGE TOP